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現実?

先日会ったおばちゃん(二歳の孫を連れたおばあちゃん)の話。 てらを抱っこしてる私に、気さくに話しかけてくれた。
「あらあ、まだ一歳前くらい?」 「いいえー、もう二歳半です。ダウン症です。」 「あら!何かあったの?」 たぶん、『分娩時、もしくは出生後に、なにか事故が起きたのか?』という意味だと解して、「いいえー、生まれつきです。」と答える。 ダウン症って、聞いたことはあっても、どんなものなのか知らない人も多いのかな。中高年以上の人は、てらの顔の特徴を見ても気づかない人も結構いる。
そのおばちゃんとの話の中で、ひっかかった二つの事がある。 一つ目。おばちゃん、思い出したように喋り出す。「うちの近所にも、いるよ。なんかの障害がある子が。お母さんはね、そりゃー、綺麗でスタイルが良くて…ところが、子どもがねぇ…。」 ん? お母さんのスタイルがいいのと、子どもが障害を持つのと、何の関係があるの?
二つ目。 「産まなきゃ良かったと思った事がある?」と、おばちゃん。率直な質問だったから、私も率直に答えた。「最初のうちは、産んだ事を随分後悔しました。でも、今は、かえって可愛いですよ。」
私の答えを受け止めたのか、そうでないのか、おばさん、てらを見ながら言った。「まあ、あなたも、お母さんも、これからが大変よ。がんばらないとね。」 この言葉を聞いて、私は、おばさんと会話をしたことを後悔した。なんだか、落胆と怒りの気持ちが湧いてきた。
おばさんには、もちろん、全く悪気はなかったはず。むしろ、私とてらを励ましたつもりだと思う。 励まされたのに、私はなぜ不快な気持ちになったか。
先ず、「あなたに何が分かるの?」という気持ちがあった。ダウン症が先天性の病気であることも知らない人に、てらや、家族の将来の何が分かるの? これからが大変だと予言するあなたは何者?
恐らく、私が一番嫌だったのは、前向きに、てらを育てていることを否定された気がしたからじゃないかな。紆余曲折、波乱万丈あった上で、たどりついた、『将来に関する心配はしないようにして、今のてらの可愛さを心から慈しみ、今のてらを全力で愛する自分』に、冷たい水をかけられた気がしたから。
そのおばさんの年齢層の人たちは、そういう『障害者』の捉え方をしている人が多いのかも。障害者=大変=気の毒=不幸みたいな。
私の父母、義父母も、同じような考え方のような気もする。義母が以前言った。「こうちゃんと、はるちゃんは、将来、てらちゃんの面倒を見ないといかんからね。」敢えて異見はしなかったけど、私は全くそうは思わない。こうちゃん、はるは、自分達の人生をひたすら歩けばいい。てらの『犠牲』になる必要はゼロ。 ただ、兄弟を気にかけ、兄弟の幸せを横目で確認しながら生きて欲しいとは思う。そういう三兄弟になるかどうかは、親の子育てにかかってるのかな?!
とにかく、おばちゃんたち、あなたたちの考えは古いよ!
とは言うものの、亀の甲より年の功と言うし、「これから大変になる」という、おばあの予言も頭の片隅に置いとくかぁ〜。
おばあの言葉尻を捕まえて、いちいち頭にきてる私は、ダウンママとして、まだまだ修行がたりないんだろうなー。

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コメント

これから大変になるのは、しょうがいがあるかないかに関わらず大変になるじゃないか!
って思う私も、よく理解しとらんとだろか?

兄弟の面倒はみるもんよ。
せっかく3人もいるんだから助け合わなくちゃ。
そんなのも、しょうがいなんて関係ないよ。

うちなんて、弟は役に立たんけど、妹は使いまくりよ。
その分使われるけど、3人いてよかったさ(笑)

私は所詮他人かもしれないけれど、テラはかわいくてたまらんよup


投稿: mika | 2011年7月15日 (金) 18時33分

そうそう、みかりんhappy01 ある意味、こうちゃんとはるの‘これから’が大変になりそうな予感は、きっと的中するcoldsweats01 
テラがかわいくてたまらん人を、あと15人くらい増やすのが目標!! そうすればテラの将来は、安泰sign02

投稿: むっちゃん | 2011年7月15日 (金) 23時51分

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