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てら、しゃんしゃい!!

おっといけない。 はるの奇行に気を取られて、てらさんのお誕生日の記事を書くのが遅くなってしまった。

先月、てらは、三歳になったbirthday 相変わらずのおチビちゃんで、見た目は一歳くらいだけど、きちんと三年間、立派に生きてきましたhappy01 誕生日の朝、普通どおりに保育園に行くと、出迎えの先生が、大きく手を広げて、「てらくん、お誕生日おめでとうhappy01」。 母、感動の涙が出そうになる。 「この母ちゃん、なんでも泣くんかい!?」と思われたら嫌なので、ぐっとがまん。

夜は、家族でお誕生日パーティー。 去年に引き続き、にいにが、ゼリーケーキ作りを手伝ってくれた。ハッピーバースデーを歌った後! 去年まではできなかった、ろうそくの吹き消しにチャレンジさせた。 見事に成功!! すごい、てら! 成長だねhappy01

この三年間、振り返ってみると、感慨深い。 生まれてから一年間くらい、大波小波にもまれた母の心。 でも、もまれた事によって、それまでの人生でこびりついた偏見や妙なこだわりのようなものが、洗い流されていった気がする。まだまだピカピカの石には、なってないけどsmile  汚れがいくらか落ちたお陰で、幸せや感動を関知するレーダーが鋭くなった。故にすぐ泣くcrying 

さて、すぐ泣く母ちゃんの、涙の価値が下がってきた気がして、保育園での一月生まれさんのお誕生会では、泣かないでおこう!・・・できるだけ・・・・と決心して、いざ出陣。 そう、てらの保育園では、保護者が、お誕生会と、その後の給食に招待される。 ナイスな計らい。

お誕生児さんたちが、ずらりとステージに上がる。 てらは、きちんと座っていられるかな?キョロキョロとするものの、一度も席を離れる事はなかった、てら、すごい!! 

一人一人のインタビューでのこと。 てらのクラスの子たちは、①自分のお名前を言う。②歳を言う。③将来なりたいものを言う。ことになっている。 とりあえず、てらは、‘言う’のは、まだ無理なので、先生方は、お名前を呼んで返事をさせ、何歳ですかー?の問いに、OKサインの手の形で、‘三歳’を表現させる手段を選び、少し前から練習をさせていた。 さて、本番。お名前呼びには、小さい声ながら、きちんと反応した。 次は、歳! インタビュアーのK先生、「てらくん、何才ですかぁ?」・・・・・・・無反応。 「何才ですかぁ。」・・・・・先生、必死で、「さんさい!さんさい!さんさい!」、ほら!練習したでしょ!!とばかりにささやく。 するとてら、なんと、「しゃんしゃい」!!って、‘言っちゃった’happy02 その部屋のみんなに聴こえる声で、「しゃんしゃい」って。   私は、無意識のうちに雄たけびをあげていた。これまた、その部屋中の人に聴こえるくらい、いや、保育園中に響き渡る声だったかもしれない。 我を忘れるとはあの事。 「すごい!! すごい!!」と叫んでしまった。 それまで、泣かないように冷静にビデオを撮ってた私だけど、そこからは、嗚咽と震えで…何が撮れているのやら。そんな一人でうろたえる母だったが、周りは優しかった。「わー!」という感嘆の声と、拍手を送ってくれた。 こんな感動と幸せがあるだろうか。

後で、てらの「しゃんしゃい」事件(?)を考えてみた。あれは、先生たちの思い、深念が、てらに通じて起きた奇跡だと思う。 K先生や、部屋にいたクラス担任の先生たちの「三歳でしょ!てらくん、さんさい!!」っていう、懇願に似た強い思いがてらの「しゃんしゃい」を押し出したんだと思う。 その後、「しゃんしゃい」を言わせようと、試みたが、言う事はなかった。てらの「しゃんしゃい事件」、我が家で、一生語り継がれるであろう逸話になった。

「しゃんしゃい」は、まだ言えないてらだけど、かなり言葉がでるようになってきた。「あっこー」(だっこ)、「っぽん」(ちゃっぽん=お風呂)、ジェスチャーもつけて、「おおきー」、「おいでおいで」、「くっくーー」、「っつごー」(レッツゴー)等など、次から次に出て来るようになった。今、動物にはまりまくっていて、わんわん、にゃん、ぞーさん、がおぉ、うっきー、ぴょん、もー、めー、うっほうっほ、なんでも、手話と一緒に言えるようになった。私のお気に入りは、ライオンの「がおぉ」と、ゴリラの「うっほうっほ」。 たまらなく可愛い。特にゴリラは、口をすぼめて胸を叩く姿が、本物そっくりで・・coldsweats01 

手話を取り入れたのは、大正解だった。言葉の代わりの表現手段として、てらは、上手に使いこなしている。 その仕草は、本当に愛らしい。(親ばかコメントだけどcoldsweats01) 

絵本読みを積極的に行う保育園のお陰で、てらは、絵本が大好きになった。園でも、家でも、自分でお気に入りの本を引っ張りだしてきて、自分で読んでいる。園では、絵本の時間じゃなくても、きままに読んでるらしいcoldsweats01 家では、家事でおおわらわのお母ちゃんをつかまえて、‘よんで、ちょーだい’の手話をする。そのしぐさの可愛さに、母は、まず100%読んであげてしまう。保育園では、毎週火曜日が絵本を借りて帰る日。ある日、先生が、申し訳なさそうに言った。「てらくんは、園では、1~2歳児向けの本を好んで読んでいます。これから、そういう本を貸し出そうかとも思うんですが・・・・お母さんは、どう思われますか?」 「あー!是非そうしてください!!」 私は、てらの為になる事なら何でも試したいと思っている。でも、本の難易度を下げたらどうでしょう?って親に提案するのは、先生にとって勇気がいったのかもしれないconfident でも、てらの為を思って勇気を出してくれた先生に感謝。 ついでに、毎月購入する月刊誌も、もう少し易しいものに、と無茶を言ったら、翌月には実現していた。ブラボー!、先生!ブラボー、保育園!!

先日、てらの保育園に三人の大人たちが、てらの為にやってきた。 巡回相談員の、養護学校の先生、コーディネーターの方、そして、療育センターの言語聴覚士の先生。昨年中頃に、初めて来ていただいて、今回が2回目。 てらの成長のサポートの為に半年に一回ほど来てくれている。午前中いっぱい、てらをしっかり観察してくれて、同席した私とダーリン、そして、園の先生方に色々とアドバイスをしてくれる。たった一人の子どもの為に、三人もの先生方が、半日以上を費やしてくれる。 こんなに恵まれていいんだろうか?って思ってしまう。アドバイスと共に、たくさん褒めて頂いた。「すごいですねぇ。成長してますねぇ。いいですねぇ。」。 専門家の人に褒めてもらうと、なんだか親として自信がつく。感謝の言葉が見つからない程、嬉しい。

てらは、本当に、あらゆる事において恵まれている。愛を受けている。 小学校入学前に、この恵まれた環境で、たくさん伸びて欲しいと思う。 そして、そして・・・・母は、企む。 小学校で、できるだけ長い時間、普通学級で過ごす!! できれば100%近く!てらは、恐らく一生、誰かの助けを必要として生きて行く。 その助けは、主に、健常者からのものだと思う。だとすれば、てらは、健常者の中にいなければならない。母は、がんばる。てらの存在をアピールし続ける。周りのみんなに、「てらくん? そこに居てあたりまえじゃん。」って思ってもらえるように。

てら、三歳のお誕生日おめでとう!! そのままのてらが大好きだよ! そして、私、てらの母三周年記念、おめでとう!! 随分学んで、強くなったよねhappy01heart04

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