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2015年11月

『インクルーシブ教育』は、絵に描いた餅か?

てらが小学校に入学して、早、8か月が経つ。 
てらをにいにたちと同じ、普通学校に通わせる事を決めたのは、てらが社会の一員として生きて行くように。
街の人にてらを認識、認知してもらって、てらがそこにいて当たり前の環境を築いて行くため。
支援学校は、やはり社会から隔離された場所だと思う。
普通学校に入れることで、大きく期待したのは、インクルーシブ教育。日本語訳は、『包容する教育制度』。すなわち、障害がある、ないで差別せず、共に学ばせる教育。
国連障害者の権利に関する条約が、平成26年に批准され、その後、インクルーシブ教育制度を推進すべく、中央は動いているはず???
でも、入学して、8か月。 だんだん、身に染みて分かってきた。私が理想として、追い求めているものは、絵に描いた餅だという事が。 現場では、インクルーシブなんて浸透してない。
人手が足りないのか? 学力至上の風潮に押されて、本当に大事な教育とは何かを忘れているのか。
なんにしても、『インクルーシブ教育』なんて、少なくともてらの行く学校では、推し進められているようには見受けられない。
先生たちは、その名前も知らないのでは?と思い始めた。
ましてや、保護者にしても、障害児と関係のない人たちは、そんなもの考えることもないだろう。いや、障害児の保護者でも考えていないのかもしれない。
てらは、6歳だが、知能も体の大きさも、その半分にも満たない。
もちろん、そんな子に、みんなと一緒に、算数や国語を勉強させろなんて言わない。
入学時の親の希望欄には、「最大限の時間を普通学級の子どもたちと過ごして欲しい。」と書いた。
支援学級での指導は、手厚い。 そこには、感謝しかない。てらの力は、確実に伸びている。
でも、もう一つの重要なこと。普通の子どもたちと共に過ごし学ぶ機会に関しては、心に引っかかることが多すぎる。  心に引っかかると、私の性分としては、先生方にその引っかかりを話に行く。
もう、完全にモンペ扱いだね。まあ、扱いというか、本当にモンペなのかもしれないけど。
今回は、毎週一回にある、保護者や地域のボランティアの方々による読み聞かせに、てらを普通l学級のお友達と一緒に参加させてほしいとお願いした。 てらは、絵本が何より大好き。(いや、トムとジェリーのDVDの次かな。) 保護者や、地域の方に、てらの事を知ってもらう、チャンスでもある。でも、なぜか、その読み聞かせの時間は、支援学級で過ごしている。
朝の会の前の10分程の時間に、てらが所属する普通学級に行って、座って、読み聞かせを聞く。 簡単だと思っていた。どうせ、その後の朝の会は、普通学級に参加するのだから。
ところが、学校側の反応に驚いた。今朝、支援学級の先生に言われた。「校長先生もそのお話し合いに入られますので、スケジュール調整中です。」
そんな大げさな事になるの?  週一回、朝10分間の読み聞かせに参加させる為に?
モンペだから?
その話し合いに呼ばれて、「いいですよ!参加させましょう。」とは、言われない。何と言われるかは、想像がつくような気がする。
沈黙は金雄弁は銀? 
銀でいい。 
とりあえず、私の理想と期待は、ペシャリとしぼんだ。
さあ、どうやってもう一度膨らませよう。
とりあえず、落ち着いて、考えねば。理屈を通すモンペとしてはね。
私が間違っているところがあるのかも、考えなければ。

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